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環境と金融

私の属する日本FP協会の機関紙を読んでいて、

珍しく(?)気を引き付けた特集がありました。

内容は環境が幾つかの切り口で企業、特に金融に

入る込んでいる状況を書いたものです。(詳細は本誌をご覧下さい。)

  

この中のトピックスの一つについて。

環境に関して経営指標に影響を及ぼすような重要な事項は

財務情報化して財務諸表に計上しようという動きです。

既に欧米では一部採用が始まっているようです。

例えば、アスベストに汚染されたプラントや土地があれば、

この対策費用を見積もって数値化し、

財務諸表に盛り込むことが企業には求められます。

私が以前務めていた企業は鉱山業であり製錬業です。

製錬のほうは1箇所で100年近く操業しています。

良く製錬の仲間と、もし閉鎖した後の処理の大変さを考えたら、

永遠と操業し続けないといけないね、と話していました。

100年の歴史の中には、その時代の要請と規準に

合わせて生産活動が行われてきました。

この歴史を今の環境基準で計れば如何ともし難いのです。

製錬業に限らず、長年操業している施設は同じような

境遇にあると推察します。

ただ、環境に関する動きは逆流も停止も有り得ないので、

この財務諸表化のインパクトは想像もできません。

この特集記事自体がこの流れを示唆している訳ですが、

製造加工立国であった日本の大きいか小さいかは

分かりませんが、現れてこなかった負債なのかもしれません。

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FPのつぶやきは「FP’s EYE」をご覧下さい。

(3月7日 New 「仕組債」)

http://homepage3.nifty.com/kagiyama/framepage3.htm

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