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Vancouver Now(End)

世界的な祭典、Vancouverオリンピックと併走して、

シリーズで「Vancouver Now」を書いてきましたが、

いよいよ今日(現地では28日)閉幕となります。

今回をもって、このコラムも「閉幕」とします。

  

各局のTVのオリンピック放送の冒頭の画面や背景で、

「バンクーバー」の文字の前に、鳥居のような形の、或いは、

人間が足と手を広げて立っているようなデザイン、

ロゴをご覧になっていると思います。

これは何でしょうか?何を意味しているのでしょうか?

これは先住民であるイヌイット族の道しるべです。

高さは2~3mくらいでしょうか、石を組んで造られたもの。

バンクーバー辺りの森林地帯ではなく、ユーコン準州や

アラスカのような、低木しか生えない丘陵地や、

冬には一面の雪原になるような大地に、

この道標(現地名イヌシュスク)がポツンと立っています。

私が聞いた話では、石で組まれた道しるべの穴は

真北を向いているそうで、その穴を通したはるか先に、

次の道しるべが立っているそうです。

誰も居ない荒野で、一人方向を示しているイヌシュスク。

吹雪で目の前も見えないときに、この道標を見つけると、

きっとほっとして、次に歩みだす方向が確認できるのでしょう。

私は、このロゴをみて、バンクーバー・オリンピックに

ふさわしい、すばらしいアイデアだと感じていました。

熾烈な戦いを終ったアスリート達も、すでに次の一歩を

前に向かって踏み出していることと思います。

世界のアスリートの皆さん、感動をありがとう。

  

  

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