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高額所得者増税は競争力の低下?

今朝の新聞を読みながら、最近盛んに報道される

税収不足対策での高所得者課税・増税の多くの発案・議論が

目に付くにつくのですが、

十年ほど前のカナダの実際の例が思い浮かびました。

当時、カナダも財政赤字にあえぎ、大きな問題になっていました。

時の政府は、財政改革の大スローガンを掲げて、

数多くの政策を果敢に実行に移して行きました。

社会保障費や教育費の節減、公務員の削減などの

連邦、州政府単位の費用の見直し。

連邦から州政府への権限の移譲など、など、など。

その一つに高額所得者への増税がありました。

その厳しさ?に、多くの経営者や高所得の技術者が

隣国アメリカに居所を移して行きました。

丁度、ITブームの時期でしたから、これらの技術者の

大量退去はカナダ企業にダメージを与えたようです。

また、この増税は思わぬところにも影響がでてきました。

カナダではアイスホッケーが国技ですが、バンクバーから

オタワにかけて6チームあるNHLのプロ選手の一部が、

同じNHLのアメリカのチームに引き抜かれてしまいました。

この理由の一つに、カナダの高くなった税率がありました。

この他に、為替レートの問題もあったのですが。

多くのひずみを露呈しながらも、カナダの財政は見事に

健全化を果たしました。

財政の健全化が経済、産業の安定化を生み、

それがひずみの是正や調整を進める推進力になり、

今日のカナダの現状になったと、私は理解しています。

増税もある意味ミクロの現象かもしれません。その大元にある

根幹の政策がきちんとブレずに推し進められ、

今の停滞感が払拭することができれば、

きっとミクロの現象も解決に向かうのではないでしょうか。

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